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    ビジネスパースンが効果的に英語を話すための6つの要素
   
  グローバル マインドセット

● こうやって図にすると、学ぶことがずいぶんたくさんあるように感じられるかも知れません。
でも、とりあえず仕事で通用するレベルになるのに必要な量はそれほどでもないです。
一ヶ月~数ヶ月の短期集中でもなんとかなります
ただし、「C:構文運用能力」だけは別です。

A: グローバル・マインドセット

「英語が話せる」ことそのものと同じくらいか、場合によってはもっと大切なのがグローバル・マインドセット。
もちろんビジネスパースンとしては、英語はできるに越したことはありません。
でも、「英語を話せる人=グローバルな人」というのは、とんでもない勘違いです。

この勘違いに気づかないと、いくら英語そのものが上達しても、ビジネスで大きなダメージを受けかねません。
プライベートな付き合いでも誤解のもとになります。

たとえば、あなたが日本人としての自分を客観的に見る視点を持てるか、ということも
グローバル・マインドセットの一つ。
あなたが英語でコミュニケーションするときに、日本人に一般的な国民的特性がどう現れているか自覚して、
プラス面はさらに活用し、マイナス面は取り除くよう努めるということです。

一例をあげれば、日本人同士のコミュニケーションでは、「考えてから話しだす」のが一般的なスタイルです。
「和」を尊ぶ文化なんで、当たり障りのない発言をしようと、言外のメッセージを汲み取ったり
空気を読むクセがついている。 そうした能力に長けている人が多い。
この能力は、異文化間コミュニケーションでも、しばしばプラスに働きます。

でも英語のコミュニケーションでは、 「話しながら考える」というスタイルのことが多い。
英語ネイティブでなくてもそうです。するとどうなるか。

日本人には当たり前の、考えるちょっとした沈黙というのが
外国人の感覚からは「え?何なのこの人?」 という印象を与えがちになる。
会議などだと、話すタイミングを失って黙りこくることになる。
あなたの英語の実力に関係なく、あなたは「ミステリアスな沈黙の人」という風に認識されてしまう。

これに「英語を間違えてはいけない」という、日本人のマジメさ、細かさが加わり、
さらに、「英語が下手なもんですみません」などと何度も謝る過度の謙遜(←自己卑下)に走ったり、
照れ隠しに意味のない笑いなどすると、ますます外国人の目からはブキミに見えてくる。悪循環です。

(大きな声で、ゆっくり目に、できるだけ多めに話す。一人で英語を訓練するときは、本番のリハーサルのつもりで
細心の注意を払うが、本番では「大胆に話して、堂々と間違う」という心構えがいいです。)
`
話すチャンスさえ与えられれば実は英語が結構流暢なんだが、
(外国人の目からは)英語も問題ないのに、「なぜか」黙りこくっていてブキミな人と、
英語はそこそこでも、積極的に発言する「(外国人の目からは)普通」で近寄りやすい人と
ビジネスではどちらが効果的だと思いますか?

グロバール・マインドセットの定義を述べておきます。

「多様性(=さまざまな文化圏・民族・人種)、不確実性(=予測できない相手の行動)への受容力と対応力を磨き、
日本文化・日本人としての自分を客観視し、異文化間コミュニケーションにおいての、
そのプラス面とマイナス面を認識。 マイナス面を補いつつ、
起こりうる摩擦を最小化、最大公約数を見出して、目的を遂行できる心構え。


煎じ詰めていえば、自分を客観的に見る目を持ち、
相手の文化・社会背景を知識としてとりいれ、かつ個人は個人として
「●●人だから◆◆なのに違いない」などとステレオタイプ化しないで観察して対応し
時には分けのわからない状況に耐えつつ(あるいはそれを楽しみつつ)前向きに進めるか、ということです。

こうした柔軟な心の持ち方は、あなたが自分というものを良く知っていて、
普段から誰に対してでも自然体で接することができる人なら すでに身につけているものです。
上司・部下との世代の違いからくるフラストレーション、教育レベルの大きく違う人との対話でのギャップ、
男女間のコミュニケーションの難しさ。
そういったものに柔軟に対応できる能力を持っているならば、それを異文化間のギャップに応用するだけです。

 
 
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B: とっさの ひとこと表現

「談話用ツール」と「つながり構築ツール」の二つに大きく分けられます。

「談話用ツール」とは、主に、上のグローバル・マインドセットであげた「考えてから話し出す」日本人の
コミュニケーションスタイルの マイナス面を補うもの。

具体的には、さえぎり・聞き返し・誤解の訂正・あいづち・時間かせぎなどに使う決まり文句です。

「考えてから話し出す」という日本人の良い部分を捨て去る必要はないですが、「話しながら考える」人達と
効果的なコミュニケーションをするには、こうしたツールが役立ちます。あなたの現在の英語のレベルに応じて、
最低限必要な表現を丸覚えし、それを反射的にとっさに口にできるようにしておけば十分です。

例:Could you repeat the part about XYZ? (「XYZの部分を繰り返して頂けますか?」と、自分の理解できなかった部分を
ピンポイントで聞き返す。)

「つながり構築ツール」とは、共感や感謝を伝えたり、問題点や相手の気持を聞きだす質問力のことです。
あなたの人間性を相手に伝え、互いに共感しあえる部分を探すこと。 いわゆる「つながり」を構築することの大切さは
プライベートな関係と同様に、ビジネス上の人間関係においても大切です。

たとえば、外国人の部下を持つ場合、普段は意識さえしていない「前提」が互いに大きく違うことが多い。
双方がコマメにつながりの構築を心がけることが肝要になってきます。そう言う時の「ちょっとしたひとこと」も
タイミングが大切。日本語でもそうですよね。たとえば不満気にしている部下に声をかけ、様子を聞きだす。
「いろいろ話されても、リスニングが弱いからどうせ分からないし」などと躊躇する前に、さっと声をかけれるかどうかのほうが
ずっと大切です。信頼感というのは「あなたの英語の実力」に対して生まれるわけではなくて、あなたの人間性に対して
培われるわけですから。

 
 
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C: 構文運用能力

英文を作って話す能力そのもののこと。さまざまな構文を組合わせて自分の文を作っていく能力です。
この能力を地道に培わないと、結局はいつまでも「英語を話せる人」にはなれません。
大学受験まで英語とつきあった日本人ならば、たいていは、すでに話すのに 必要十分以上の構文知識を持っています。
ですから、話すためには学校で習った「知ってはいるが使えない」構文を、 「自由に使える」ようにすればいいのです。
ビジネス上の口頭コミュニケーションにおいては、 中学で習う構文は必須。 加えて、高校1~2年レベルの構文 (仮定法
過去完了あたりまで)使えれば、もう必要十分以上。メールを書く上でもそれで十分です。
ビジネスは分かりやすく伝えることが肝心なので複雑な構文は避けます。(契約書は例外。)

この構文運用能力は大量の口頭アウトプット訓練で身につきます。

 
 
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D: 業務関連

業務関連の専門用語と場面別決まり文句があります。
場面別決まり文句には、自分の会社の紹介、製品/サービス紹介、自己紹介なども含みます。

専門用語は、会社にある文書からまとめるといいでしょう。会社案内や業務上のメール、議事録なども再度チェックして
おくといいです。場面別決まり文句は、一般的場面(電話対応、プレゼン、会議進行、 会社訪問)などは、市販の教材や
ネットをチェックして、自分が遭遇することが分かっているものを最低限度でいいので丸暗記します。
自己紹介は、初対面用のものとは別に、多少打ち解けたタイプのものをいくつか作って丸覚えてしておくとよいです。
自分の趣味や家族のことなど、できればユーモアもまじえて話せれば相手との距離が縮まります。
あなたが自己開示した分だけ 相手も自己開示してくるものです。

 
 
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E: 語彙(単語、チャンク、イディオム)

(1) 常識的ビジネス語彙
(2) ビジネスに頻出する一般語彙

(1) ビジネスの各分野にわたる、常識的な語彙です。
例:
accounting, forecast, strategy, headquarters, differentiate..

(2) は高校2年レベル程度までの語彙です。
例: urgent, recommend
, complicated, disagree, interrupt, proceed...

語彙、特に単語とチャンクは多いに越したことはありません。業務関連の文書や、 自分の興味のある分野の記事やニュース、
ビジネス関連のメディアなどを利用して地道に増やす努力を続ける必要があります。


口語イディオムに関しては、その国に住んだり、主にその国の人達とのみ仕事をするのでない限り、
語彙獲得の上での第一の優先順位ではありません。
アメリカでしか、あるいはイギリスでしか、さらにはインドでしか通じにくい イディオムというのも多いからです。

 
 
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F:理解してもらうのに最低限必要な発音とリズム。(+発音できないと聞けないのか)

発音:

ビジネスパースンにとって「英語ネイティブみたいなカッコいい」発音を目標にする必要はありません。
しかし、ある程度の発音は習得していないと、相手になかなかわかってもらえないので時間の無駄です。
まず最低限は目標とすべき発音のポイントは以下となります。

1.日本人にとって聞き分けにくい音(=発音しにくい音)の違いを 知っている。

2.これらの音を注意さえすれば自分でも、少なくともかなり似せて 発音できる。
(「ネイティブみたいに」きれいな発音である必要はない。)

話す時に、無意識にこうした発音ができれば理想ですが、それには結構時間がかかります。
それよりは、なるべく発音にも気を配るようにして話すクセをつけ、通じなかった場合は、自分の発音のどこが
問題だったのか即座にわかって、それを通じるように発音しなおせる。そういうレベルをまずは目指すのが効率的です。

 

リズム:

発音が多少日本語訛りでも文章のリズムが英語のものになっていれば 相手にとっては理解しやすいです。
個々の単語の発音がいくら正確でもリズムがおかしいと通じにくいのが英語です。
発音を身につけるのは、時間がかかりがちですが、リズムのほうは心構えの部分が大きいので、
比較的短期間に身につきます。

英語のリズムというのは、センテンスの中で「強く、ゆっくりめに」発音する部分(強音部)と
「弱く、早めに」発音する部分(弱音部)が、ほぼ交互に登場することで生まれます。

このリズムを体得するには、 聞こえた通りの音の強弱を自分で再現できるよう訓練することと、
話す時も、リズムを意識するように努めることです。シャドーイングして、 自分の声の強弱の山が
お手本とずれている部分を修正していくのも効果的です。いろいろとある個々の発音を気にするより
文全体のリズムを意識するだけなので、クセにするのは比較的簡単です。

ところで、 「自分で発音できないと聞けない」という説があります。これはある程度は当たっています。

「自分で発音できない」ということは、あなたの頭の中に、その音の正しい音が存在しないということです。
頭の中にない、ということは、その音を聞いてもそれが意味を持つ英語の音だと さえわからない。
脳が雑音として処理してしまうからです。

なので、聞き取れるためには、頭の中に英語の正しい発音をストックできていれば いいわけです。
そのためには、上に書いたとおり「注意さえすれば自分でも、少なく ともかなり似せて発音できる」ところまでは
突き詰めて練習する必要があります。

いっぽう、英語を話す人のバックグラウンドが多様化しており、「何が正しい音なのか」という標準がぶれ始めて
いることも事実です。ただ、日本人は中学からアメリカ標準発音を習っているし、口頭コミュニケーションでは、
何よりも音が根本にあるので、 「とりあえずはアメリカ発音を軸にして自分の発音を調整する・磨く」というのが
一番無駄がなく、安全だと考えられます。

 
 
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